大阪市営地下鉄難波駅のトイレの鍵はなぜシンプルなのか

本当にどうでもいい話です。覚悟してお読みください。



この写真は大阪市営地下鉄難波駅のすっかり新しくきれいに改装されたトイレの大便室の鍵である。しゃがむと目の前に見えるのがこの鍵である。


トイレが古い時には、横からスライドする「かんぬき型」のものであった。そういえば同じく南海の新しいトイレもこういうシンプルな鍵の形をしていたような気がする。


そして筆者は違和感を覚えていたのである。あまりにも単純じゃないか。オープンにする時には右側にぶらぶらしていて、いざ使いますという時になったら、左くくるっと回すと「とりあえずドアが開かないように止めておきます」という構造である。その動作に擬音をつけるなら「スコン」とか「カチャン」という程度である。「ガチャン」とか「ガシッ」ではない。


なんでこんなに情けないキーが最新型のトイレに付くんだ。


というテーマが浮かび、とりあえず証拠写真を撮り(トイレでシャッター音が聞こえるので、男便所で盗撮かなどと誤解されないかと抵抗はあったのだが)便器に腰かけたまま考えた。


結論としては、決してガシットした鍵ができなかったのではなく、簡単に開く鍵をあえて採用したのではないかという推理である。


駅のトイレというところは不特定多数の人が使用する。大阪市営地下鉄難波駅などになると、その使用頻度は非常に高いものと思われる。すると、酔っぱらってトイレに入ったまま寝込んでしまい終電になっても出て来ない人とか、トイレに入ったまま体調が悪くなってしまって動けないというような人も年間に何人かぐらいは出現するのではないか、と推理する。


この鍵の形状だと、とりあえず何かをひっかけて上に引き上げさえすれば簡単に開く。もしかしたらドアの隙間から細い針金状のものを差し込んでも空くのかもしれない。


つまり、この鍵の形状および性能は、しっかりと鍵をかけるためではなく、簡単にあけることができることを意図して作られたものだ。


この推理が正しいかどうかは、誰に聞いたらわかるのかな。地下鉄のお客様センターかな。

【後日談】

上記推理は見事にはずれておりました。
http://d.hatena.ne.jp/meuto+doudemoiihanasi/20141102



ねっ、どうでもいい話だったでしょ。