なぜ蜂なのだ、答えて南海さん!
どうでもいい話です。
覚悟してお読みください。
前回「関西空港で、男性の小便器の『液だれ防止』に、的のシールを貼ったら劇的に足元への液だれが減った」件について論述した。男性の生理を世の女性に理解してもらうためである(?)
この「的をつけて液だれを防止する」という作戦は広く普及したようで、新しくきれいにリフォームされた駅の男性小便器などには、よく見かける。
この写真も最近南海なんば駅で撮影したものである。便器の方も年々改良されているようで、中央部分がこちらに三角に張り出しているので、その分的の位置は低めでも液だれがしないような設計になっている。
以前はもっと丸っこく張り出しがなかった。的の位置も高かった。がんばって先っちょを上げないと的に当たらない位置だった。
下の受け皿が足元に張り出した分「的」の位置も下がって大丈夫ということのようで、的の位置がさがっている。だからこの恐ろしい事実にながらく気付かなかった。
関西空港のトイレの衛生状態を一気に改善したシールは、三重丸のまさしく「まと」であった。和弓とアーチェリーの中間のような三重丸。まさしく男心に「的中させるべし」の火をつけるシンプルにして、適格。まさしく的中の的という図案であった。
南海電鉄なんば駅男子トイレの「的」。上の写真ではわかりにくかろう。アップでどうぞ。
これは虫である。的ではない。
お尻のとがり方と胴体の横じまから見て、どう見ても「ハチ」である。これはどう考えてもおかしい。
昭和30年代後半から40年代前半に尼崎市北部の田園地帯で幼少時を送った筆者である。川には魚はおり、土手には草が茂り周辺にも庭にも虫があふれていた。そこにある種のガキの間の厳然たるローカルルールがあった。それは
「虫に立小便をかけてはいけない」
という伝承である。なぜなら、そういうことをすると
「チン○○が腫れてしまう」からである。
筆頭はミミズである。さらにこわい虫がいた。尻の部分に(頭だったかな?)ハサミがついている2〜3センチの小型の虫で、正式な名称はガキどもは誰も知らなかった。なぜならその虫は尼崎のガキどもの間では
「チ○ポ切り虫」
と呼ばれていたからである。その「ち○ぽ切り虫」に小便をかけたりすると、局部が腫れる、下手すると切られるという恐ろしい伝承があった。たまに「ほんまに腫れた」と言い張るやつもいた。
かくいう幼少時の刷り込みがある。筆者は虫に小便などかけられない。それがよりによって「ハチ」である。徒歩移動しかできない「ち○ぽ切り虫」でもあんなに怖かったのに、空中からの高速攻撃が可能で、しかもその武器たる針の激痛というものは、すさまじい。
一度頭をハチに刺されたことがあるが、何気なく立ち上がり、頭を起こしたらコンクリートの角がちょうどそこにあった、というぐらい痛かった。
もともとは的だった。オスを意識できるまことに素晴らしい発案だと前回に書いた。しかしなんだ。南海電鉄難波駅のトイレ。なぜハチなのだ。一番一目にさらさない部分を、なぜハチにさらさないといけないのか。
世の男性をますます委縮させようという陰謀なのか。少子高齢化に拍車をかけさせようという誰かの陰謀なのか。
南海電鉄の社長はこのことを知っているのだろうか。
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3月20日21日
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