倍返しの数学的考察

どうでもいい話です。覚悟してお読みください。

半沢直樹シリーズの最新作が発売になり、電車に広告があった。

銀翼のイカロス

銀翼のイカロス


「シリーズ史上最大の倍返し」


なるコピーが書いてあった。

何か違和感が残る。

「倍返し」ということはどうころんでも二倍以上は無理だ。

最大の二倍という日本語はおかしい。

クイズ番組で司会者が多用する「大正解」と同じぐらいおかしい。

大正解!を良しとするならば、中正解や小正解の存在も認めなければ筋が通らない。正解にLMSがあるわけやな。

いいのか、それで。

「大成功に音が似ているからいいんじゃないか」と言う程度の社内検討で台本に採用していないかテレビ局。

史上最大の倍返しのコピーを採用した出版社の宣伝部の部長さんにお聞きしたい。史上最大の倍返しが存在するなら、史上最少の「おかわり半分」も認めるのだな。

今日あんたの小学校4年生の娘が(誰や?)晩ご飯の時に

「お父さん、史上最少のおかわり半分頂戴」

と言ったらどうするつもりや。


その覚悟があって、史上最大の倍返しを採用したのか、それが問いたい。




と、ここまで書いて気が付いた。

半沢直樹のダメージを過去最大にすることで「史上最大の倍返し」が理論上可能になり、おかわりのお茶碗をとっさに盃に変えることで「史上最少のおかわり半分」も可能になると気付いた。

どうでもいい話だった。でもいい頭の体操になった。


・・・・・・・・・・・・・・・・

【津田啓史の関東特別セミナー】

関東で開催!9月20日21日
コミュニケーションスポットで実践する進化体操ととろける整体二日間セミナー
http://ameblo.jp/itakunaiseitai/entry-11905462732.html