倍返しの数学的考察
どうでもいい話です。覚悟してお読みください。
半沢直樹シリーズの最新作が発売になり、電車に広告があった。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「シリーズ史上最大の倍返し」
なるコピーが書いてあった。
何か違和感が残る。
「倍返し」ということはどうころんでも二倍以上は無理だ。
最大の二倍という日本語はおかしい。
クイズ番組で司会者が多用する「大正解」と同じぐらいおかしい。
大正解!を良しとするならば、中正解や小正解の存在も認めなければ筋が通らない。正解にLMSがあるわけやな。
いいのか、それで。
「大成功に音が似ているからいいんじゃないか」と言う程度の社内検討で台本に採用していないかテレビ局。
史上最大の倍返しのコピーを採用した出版社の宣伝部の部長さんにお聞きしたい。史上最大の倍返しが存在するなら、史上最少の「おかわり半分」も認めるのだな。
今日あんたの小学校4年生の娘が(誰や?)晩ご飯の時に
「お父さん、史上最少のおかわり半分頂戴」
と言ったらどうするつもりや。
その覚悟があって、史上最大の倍返しを採用したのか、それが問いたい。
と、ここまで書いて気が付いた。
半沢直樹のダメージを過去最大にすることで「史上最大の倍返し」が理論上可能になり、おかわりのお茶碗をとっさに盃に変えることで「史上最少のおかわり半分」も可能になると気付いた。
どうでもいい話だった。でもいい頭の体操になった。
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